2022.03.01

外部ポストを取り付けました

 

今回は、外置のポストを取り付けました。

ところで、ポストと一口で言ってもいくつか種類があります。

壁に埋め込むタイプのポストだと工事が始まってから、割と早い時期に取り付けるので後からこんなポストをつけたいと言っても取り付けられなくなる可能性があります。

ポストといえど、こだわるのであれば早い段階で伝えましょう。

ポストの種類について

ポストの種類は大きく分けて3種類あります。

①外置型

②外付型

③埋め込み型

それぞれに長所、短所がありますので、説明していきますね。

①外置型

その名の通り、外のコンクリート等に固定するタイプです。

メリット:宅配BOXを一体として取り付けられる。足を埋め込んだタイプでなければ、比較的簡単に交換できる。デザイン性が良い。

デメリット:外まで郵便を取りに行かなければならない。場所をとる。比較的に値段が高い。足を埋め込むタイプだと交換が大変。

ちなみに、最初の写真は足を埋め込んだものです。

②外付型

ここでは、外壁に後から取り付けたものをさしています。

メリット:デザイン性が良い。簡単に交換できる(下地があることが条件)

デメリット:外まで郵便を取りに行かなければならない。狭い玄関ポーチの場合、圧迫感を生む。

本当にいろいろなデザインがありますので、デザインにこだわるならこれです。

③埋め込み型

外壁から内壁へ貫通しているタイプです。

メリット:外に出なくても郵便を受け取れる。

デメリット:デザイン性は悪い。ものによっては外壁を壊さないと交換できない(サッシメーカーのものに多いです。)受け口にカウンター等が必要。

今でも石川県の住宅の9割は、このタイプです。

まとめ

完全に個人的な見解ではありますが、デメリットに書いた

”外まで郵便を取りに行かねければならない。”

というのは、新聞を取らなくなった世代としてはデメリットではないのかも知れません。

それよりは、宅配BOXがある方がメリットが大きいという人も多いのではないでしょうか。

いずれにせよ、ポストは、打ち合わせの際にお客様から言われないとなかなか変更しづらいもののひとつです。

デザイン性の高いもの、宅配BOX付きのものを設置したい場合は早めに伝えることをお勧めします。

ちなみに、今回はポストの足を固定るするために”ハイジャスター”という特殊なセメントを使用しました。

かなりの早く固まるモルタルで、20分~30分で固まりました。

が、その20分~30分間、私はポストを支え続ける人間突っ張り棒状態。

なんか、後ろを通る人たちから冷たい視線を向けられたような気がします。

(多分、自意識過剰なだけだとは思いますが…)

2022.02.21

リフォーム開始 解体

本日より、リノベーション工事を開始しました。

そこそこ大掛かりなリノベーションで、

・水廻り一式の交換

・玄関クロークの増築

・家全体のクロスを貼りかえる

という工事内容です。

水廻りの交換というとリノベーション工事の代表的なものと言えますが、U.Bの交換は特に気を付けなければならないことがあります。

1つ目は、本当にそのユニットバスが設置できるのか?

2つ目は、土台や柱が腐って(シロアリに食われて)いないか?

という事です。

1つ目のユニットバスが設置できるか?とはどうゆう事かというと、

築30年以上の家だとお風呂場がタイルの家があります。

このタイルの下地か基礎コンクリートあるいはブロックでできているとき、タイルを剝がすのが凄く難しくなります。

そして、タイルが剥がせないとユニットバスを入れるための空間が狭くなり、設置できないとなるのです。

業者によっては、そこまで考えずに契約、着工後に、”ユニットバスを設置できるようにするためには、追加が○万円必要です。”という業者もいるそうなので気を付けましょう。

2つ目の土台や柱が腐って(シロアリに食われて)いないか?とはそのままです。

腐っているか、シロアリに食われていないか?は見れば誰でもわかりますが、解体してみるまでどうなっているかわかりません。

今回の工事でもやはり気になるところです。

ですが、問題は腐っていたとしても業者が見なかったことにして、そのまま工事を進めてしまう事があるという事です。

なぜ、こんなことが起こるかというと、

安い工事単価で元請業者が請け負っていた場合、下請業者はそこからさらに安い金額で工事を行わなければなりません。

そうなると、食っていくために数をこなす必要が出てきます。

元請に腐っていたと報告すると、追加工事云々で工事が一時ストップする可能性があります。

それでは、数がこなせません。

元請業者があまり現場を見に来ないので黙って工事を進めてしまう。

いういった流れで腐った部分をそのままにしてしまうわけです。

ここで怖いのは、元請業者も知らないという事です。

ですから、お客様に聞かれれば当然 ”大丈夫です。” と答えます。嘘をついていません。知らないだけです。

では、どうやったら防げるかと言えば、

①安いを売りにした業者に頼まないこと。(個人的には特に大手家電量販店のリフォームはお勧めしません。)

②近くの工務店や業者に依頼する(現場をまめに見に来てもらえる)

③腐っていた場合を想定した予算と工程を組む

といったところでしょうか。

今回の工事でも、腐っていた場合の予算取りと工程を組んでいます。

明後日には結果が分かるのでドキドキですね。

拙い文章にも関わらず最後まで読んでいただきありがとうございました。

2022.02.16

スマパノに挑戦

 こんにちは。

いろどり住宅の宮林です。

今日、前々から気になっていた"smapano"というサービスのお試しを申し込んでみました。

通常、住宅会社で建物のイメージを出してもらうときはこんな感じですよね

これでも、十分にイメージは伝わるかもしれませんが、この後ろがどのようになっているかが分かりませんよね。

そこで、smapanoの出番というわけです。

smapanoパース

上記の”smapanoパース”をクリックしてみてください。

パノラマパースを見れば、後ろにキッチンがあることも横にニッチがあることもよくわかります。

これを利用すれば、

”ここって、こんな風になっていたんだ”

と建てる前に確認することができます。

私も、できる限り口頭やパソコンを見せながらできるだけ説明しています。

しかし、どうしても施主様は、”あそこってどうなっていたっけ?”とか”こんな風になっているような気がする”といったことを思い出します。

そんな時に、自分のスマホで見ることができれば、安心できますし施工する側としても、”できてからこんなのだと思わなかった。”と言われずにすみます。

やっぱり、せっかく施工をするならお互い気持ちよくやっていきたいものです。

まだ、全然慣れていませんが、今度smapanoを多用して施主様に充分納得していただけるように努力していきたいます。

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