新築

2023.05.16

新築とリノベーションのメリット・デメリット

 

新しい家を建てるか、古い家をリノベーションするか、どちらが良いのでしょうか?この記事では、新築とリノベーションそれぞれのメリットとデメリットについて考えていきます。

新築にするかリノベーションにするかに関しては一長一短があり、自分のこだわりたいところが何なのかはっきりさせておくと良いでしょう。

新築のメリット

 新築のメリットは、自分たちの理想の家を建てることができるということです。広々としたリビングルームや多くの寝室、特に吹き抜けや外観に関してはやはりリノベーションでは難しいものがあります。また、耐震性や断熱性にも法律以上に高い数値にしたい場合は、新築の方が向いています。

新築のデメリット 

一方で、新築住宅を建てるには、多額の費用がかかります。建設費用が高額なため、予算に余裕がない場合は、住宅設備のグレードを下げたり、職場から遠くに住むなども妥協が必要になる場合があります。

 総じて、新築住宅は、自分たちの理想の住まいを実現するためには魅力的な選択肢です。ただし、高額な建設費用やトラブルに備えた十分な費用計画が必要となるため、計画的に進めることが重要です。

 

リノベーションのメリット

 リノベーションには、数多くのメリットがあります。例えば、古い家を新しく生まれ変わらせることができ、家の価値を高めることができます。また、建物の構造自体は残しつつ、内装や設備をアップデートすることができるため、予算の範囲内で自分たち好みの家を作ることができます。

初期投資が抑えられるので、土地の場所に関して選びやすかったり、こだわりのキッチンを入れることなどが出来ます。

さらに、リノベーションによって、家の使い方を変えることができます。例えば、小さな部屋を一つ減らして、広々としたリビングスペースを作ることができます。また、家族が増えた場合には、増築することもできます。これらのメリットは、リノベーションを検討する際に非常に魅力的です。

 リノベーションのデメリット

しかしながら、リノベーションにはデメリットもあります。例えば、古い家は耐震性や断熱性に劣るため、改修が必要になることもあります。また、建築基準法が変更された場合、改修が必要になることもあります。これらの問題に対処するためには、リノベーションを行う前に、専門家に相談することが重要です。専門家は、建物の状態や必要な改修の範囲を評価し、適切なアドバイスを提供してくれます。

 総じて、リノベーションには、多くのメリットがありますが、デメリットもあることを忘れてはなりません。リノベーションを行う前に、リスクを十分に認識し、専門家のアドバイスを受けることが重要です。

 

総合的な比較

 新築とリノベーションを総合的に比較すると、新築の方が思い通りにしやすいというメリットがあります。しかし、リノベーションにはそれに対してのメリットがあります。

例えば、リノベーションは古い建物を再生させることができるため、歴史的な価値を持つ家や、地域に根付いた伝統的な家屋などの保存にも繋がります。また、新築にはない味わいや風格があるため、オリジナルな家を持ちたい人にとって魅力的な選択肢となっています。

また、リノベーションは新築よりも、より自分らしい内装に踏み切りやすいというメリットがあります。(新築だとためらってしまう色でも、リノベだと使えたり)

予算の問題や立地条件の問題がある場合にも選択肢としてお勧めです。そのため、様々な観点から新築とリノベーションを検討することが重要です。

 

新築とリノベーションそれぞれにメリットとデメリットがありますが、自分たちの予算や希望に合わせて選ぶことが大切です。新築は、希望通りに設計できることや、建物自体が新しいため、メンテナンスの必要が少ないことがメリットです。しかし、建設費用が高額になる場合があることや、土地の取得が必要なことがデメリットです。

 

一方、リノベーションは、古い建物をリフォームすることで、住み心地の良い空間を手に入れることができます。また、建物自体がある程度の歴史を持っていることで、個性的なデザインに仕上げることも可能です。しかし、建物の老朽化や地震などの災害に備えるためには、定期的なメンテナンスや補修が必要になることがあります。また、リノベーションにかかる費用は、新築よりも高額になる場合があることも事実です。自分たちのライフスタイルと予算を落ち着いて考えてみつ必要があるかもしれませんね。

2022.09.14

家を建てるなら、何歳が最適か?

 

家を建てるならば、何歳に建てるのが最も良いのでしょうか?

20代?30代?それとも40台?

私個人的には早ければ、早いほど良いと考えています。

2022年以降物価はどんどん上がっています。

それに合わせて建築資材もどんどん上がっていますし、石川県金沢市近郊に関しては土地価格も右肩上がりです。

こうなってくると、土地を買って注文住宅を建てるとなると金沢市、野々市、白山市(旧松任近辺)では、3800万円以上のお金がかかります。

ちなみに個人的な感覚で言えば、3年前であれば同じ場所、同じ家の仕様で3000万円以内で建てられました。

3000万円の借入だとすれば、40歳で家を建てるとなって35年ローンを組んだとしても

月々の返済は75,903円(固定金利0.35% ボーナス返済無)

まだ、支払える金額だったと思います。

これが、3800万円になると

月々の返済は96,144円(固定金利0.35% ボーナス返済無)

になります。

共働きであれば可能ですが、単身であればかなり厳しい金額ではないでしょうか?

これが、若い年齢で40年借りられたとします。

すると、3800万円借りたとして月々の返済は、84,849円となります。

まだ、共働きでないと厳しいかもしれませんが、フルタイム労働でないと無理!!という金額ではないのではないでしょうか?

中古住宅&フルリノベーションという考えかもある!!

とは言え、月々8万円代かぁ…と思われるかも多くいらっしゃると思います。

では、月々いくらなら支払えますか?

金沢市では、2LDKの家賃相場が64,000円程度です。

月々支払で逆算すると、固定金利0.6% 40年返済で

27,500,000円の借入となります。

?さっきまで、固定金利0.35%で計算していなかった?

と思われた方、正解です。

0.35%は最初の2年~3年の固定金利です。それ以後は1.1%程度まで増える銀行が多いです。

そこで、今の計算は”ろうきん”の住宅ローンで計算しました。

ずっと0.6%というわけではありませんが、他の銀行よりも金利の上がり方が緩やかなのは間違いがないので、この金利で計算してみました。

話は逸れまいたが、2750万円では、基本、新築は建てられません。

そこでお勧めしたいのが中古住宅を買ってフルリノベーションをすることです。

中古住宅でしたら、ほとんど土地値という物件も珍しくないですし、ある程度、立地のいいところが選びやすいというメリットがあります。

また、買ったはいいけど40年建物が大丈夫なのか?という不安があると思います。

これに関しては、木造住宅であれば、基本的に大丈夫です。

但し、新築時に手抜き工事が行われていた物件や、現在雨漏りしている物件といった問題物件があるのも事実です。建築士ないしはベテランの大工さんと一緒に物件を確認した方が良いでしょう。

他にも中古&フルリノベーションをお勧めする理由がありますが、それはまた今度にしておきます。

最後に

少し薄い理由ではありますが、家を建てるならば単純に早い方が良いでしょう。

・借入期間が長くなる

・材料の高騰はまだ続く&高い金額を維持すると思われる

・そもそも、これだけ物価高が続いているという事はインフレ(お金の価値が下がっている)ので頭金をためても価値が下がる

これらの事を考えれば、早い方が良いというのは納得していただけるのではないでしょうか?

2022.06.18

パノラマ 住宅  内観パース

以前にも、スマパノというサービスを導入して内観パースを少し作成していましたが、今回は、現在建てている住宅のスマパノです。

住宅を建てる前というのは、何かと不安になるものです。

VRで確認することも可能ですが、契約後でなければ作成してもらえなかったり、住宅会社でしか見られないと細かいところまで確認するのは難しいものです。

今回は、簡易的にコンセント、スイッチといったものは省かれています。

また、細かい作り込みもされてはいませんが、イメージはつかんでいただけるかと思います。

下記のアドレスをクリックすれば、開くかと思いますのでご参考ください。

ちなみに外観はこんな感じです。

2022.04.17

土地の申込~土地の登記までのスケジュール

 

ようやく希望に近い土地が見つかり、家のプランもできてきた。

そうなると、早めに土地を抑えなくてはなりません。

いい土地は、あっという間に売れてしまいます。

出来るだけ早く土地を抑えておきたいものですが、このあたりのスケジュールは結構タイトです。

そこで、どのようなスケジュールになるかまとめましたので、ご参考ください。

 

①事前審査

お客様 “銀行にこれぐらい借りたいです” 

銀行  “それぐらいならO.Kですよ”

という確認作業を行うのが事前審査です。

土地の候補がいくつかに絞れた段階で、予算が出ると思いますので住宅会社の担当者と行きましょう。

 

詳しくはこちら

 

またこの段階で、実印登録も行っておきましょう。

 

 

②土地の申込

事前審査が通り、家の形もなんとなく決まったら、土地の申込になります。

土地の持ち主に対して、

・その土地を○○万円で買いますよ

・手付金は○○万円ですよ

・契約は〇月〇日にしたいですよ

・土地は〇月〇日に自分のものにしたいですよ

・融資特約(住宅ローンが通らなかったらその契約はなしですよ)

等の条件を不動産屋さん(住宅会社)を通して書面を提出します。

ちなみに金沢市近郊だと

 

手付金:土地価格の5%~10%程度

契約日:申し込みから1週間から2週間

土地の登記(その日から土地はあなたのものになります。):契約から1週間から2週間

 

というケースが多いです。

 

③土地の契約(申込から1週間~2週間後)

土地の契約を結びます。

また、建物の契約もこの段階で結ぶことが多いです。

 

④銀行の本申込(土地契約後なるべく早く)

銀行に行って○○万円を借ります。と正式に契約を結びます。

この時、土地の契約書、建物の契約書があった方が良いでしょう。

銀行から正式にその金額を貸せると、連絡があればそのまま登記の準備に移行していきます。

もし、この段階で銀行から“やはり貸せません”と連絡があった場合でも融資特約を付けてあれば罰金無しで解約できます。

 

⑤土地の登記(土地契約から2週間程度)

土地の登記とは、この土地はあなたのものですよ、と正式に国に申請する作業と思って下さい。

この、土地の登記には実印登録が必要なので、なるべく早く登録しておきましょう。

 

同時進行

それ以外に、基本的に毎週住宅に関する打ち合わせがあると思った方がいいですし、この時期の打ち合わせ内容が、その後の住宅建築を進めるうえで重要になってきます。

期待と不安が入り混じる時期ですが、この時期が家を建てるうえで一番忙しい時期になります。

逆に言えば、上棟までの時期を乗り越えれば大分落ち着きます。

大変ではありますが、頑張っていきましょう!

2022.04.09

家づくりで失敗しないために…営業担当

 

家づくりで失敗したくありませんよね。

そのためには、まず住宅会社選びが重要になってきます。

でも、正直なところ、どの会社も同じように見えてしまい、結局金額でという方も少なくありません。

しかし、住宅会社を選らぶ際に次の3つの質問をしてみてください。

少なくともその会社の技術力はわかるかと思います。

①外壁の下の板金と外壁の間に隙間があるのは、塞げませんか?

良い回答:この部分は、外壁の中に空気を通すためにどうしても必要なんです。もし、塞いでしますと建物や外壁がすぐに傷んでしまいますよ

悪い回答:気密を上げるために塞ぎましょう。

解説

外壁と基礎の間には、水切りと呼ばれる板金がつきます。

なんのために必要かというと、外壁の端と基礎をくっつけないため、また、外壁と柱の間に空気を流すために設けます。

外壁と柱の間に空気が流れないと外壁はあっという間にぼろぼろになっていきます。

柱の痛みも早いです。

ちなみに高気密と呼ばれるのは、内壁の中での話で外壁側にそれを求めるのは間違いです。

②1階の家の角を窓にできませんか?

良い回答:家が弱くなるのでやめておきませんか?

悪い回答:開放感が出るのでいいですねぇ!

解説

家の角は構造耐力上、非常に重要な部分です。

正直に言えば、この部部に耐力壁(スジカイ等)が無くても確認申請で求められている構造耐力を確保することができます。

しかし、熊本地震の際に倒壊した家の多くが角に耐力壁がない家でした。(これらの家は、確認申請が通っていました。)

例えば、独自工法により可能です。とか、許容応力度計算(複雑な構造計算)を行った結果、大丈夫でした。という回答ならばまだしも、なんの根拠もなく、”大丈夫です”という回答は無責任かと思います。

(デザイン重視の住宅会社や施工を工務店に丸投げの設計事務所では、簡単に大丈夫と言ってしまうようです。)

③収納の内側の幅ってどれだけですか?

良い回答:その場で計算。かつ、何を置かれるのですか?

悪い回答:設計士に聞いてみます。

解説

室内の幅は、基本的に柱の太さと下地の厚みで決まります。

例えば、柱の太さが105mm、壁の下地が12.5mmのプラスターボード1枚、図面の寸法が910であった場合

910(寸法)-52.5(柱の半分)-12.5(下地)-12.5(下地)-52.5(柱の半分)=780mm

となります。

簡単な引き算なのですが、自社の仕様材料や工法を理解していないと答えられません。

以外にこれを理解していない人が多いので、一番効果的かも知れません。

但し、実際は壁紙の厚み2mm程度や、床にものを置く場合は、巾木の厚み6mm×2も考慮する必要があります。

ですから、何故それを聞くのか聞き返してくるのがベテランの反応かと思います。

まとめ

住宅業界に携わっていれば応えられて当然なのですが、意外と理解していない人も多い事柄です。

この質問では、知識量しか測れませんし、人柄は度返しの質問です。

自分と感覚が合うという事であったら、別段気にしないでもいいかもしれません。(バックアップ体制が整っていれば)

2022.03.23

住宅ローン 事前審査 について

 

家を建てたいと思った時、どうしても考えなければならないことに”住宅ローン”があげられます。

では、どの段階で住宅ローンを申し込めばいいのでしょうか?

そもそも、住宅ローンの流れは

・事前審査

・本申込

・土地決済

・工事金支払(着工、中間等)

・完工時支払

という段階に分かれていると考えて下さい。

今回はこの事前審査のみの解説です。

事前審査の申し込み時期は、住宅会社が絞れてきて、土地の目星がついてきた頃が良いのではないかと考えています。

なぜならば

①自分達だけだと、ローンの金額や申し込み内容で具体的にわからないことがある。

②”どこの住宅会社の担当でもいいだろう”と適当に銀行に行くと、その会社以外で建てようとするときに面倒なことになることがある。

③土地の目星をつけた段階で事前審査を申し込まないと、土地を抑えてもらえないことがある。

からです。

一つ一つ、経験を交えて解説していきます。

その前に

そもそも事前審査とは?

まず、銀行に住宅ローンが借りられるかを確認する作業です。

よほどのことがない限り、この段階でO.Kが出たならば住宅ローンが借りられます。

但し、”この年収で、いくらまで借りられる?”という聞き方は、基本的にはできません。

”これだけ借りたいけれど、借りれますか?”というのが基本的な考え方です。

(銀行、銀行担当者によって多少異なります。)

ちなみに必要な書類は大体のところが

・運転免許証等の身分証明書

・最新の源泉徴収票

・健康保険証等の身分証明書もしく事前審査に行く銀行の通帳

※持病等で服薬されている方は、具体的なお薬手帳なども持って行った方がよいでしょう。

です。

最近では、銀行のホームページ等で事前審査を行えるところが多くなってきているので、確認してみてはいかがでしょうか?

①具体的にわからない

先ほど解説しましたが、事前調査は基本的に ”これだけ借りたいけれど、借りれますか?” というスタンスです。

なので銀行に行くと、

”いくら借り入れしたいですか?”

”着工はいつ頃ですか?”

”いつ頃から住み始めますか?”

など思ったよりも突っ込んだことを聞いてきます。

正直なところ、住宅の担当者でないと答えるのが難しいような内容ばかりです。

ですから、銀行もできれば、住宅会社の人が一緒に来てくれる方が助かるようです。

②面倒なことになることがある

正直に言えば、レアケースなお話ですが、実際にあった話です。

もともと、不動産会社の紹介の住宅会社で建てようとしていた方がいました。

ですが、打ち合わせを重ねるうちに要望と予算、また住宅会社の担当とも合わなくなってきて、とうとう住宅会社を変えました。

不動産会社の勧めで既に事前調査は終わっており、その段階ではO.Kでした。

ところが、住宅会社を変えて本申込に行ったところ、銀行からは、いろいろ難癖をつけられて”その住宅会社では、うちのローンはちょっと…、前の会社に戻しませんか?”とまで言われました。

銀行を変えてもよかったのですが、金利が一番安いこともあり何とかお願いし続けて、最終的には住宅ローンは通りました。

後から判ったことですが、その住宅会社は地元では大手で、その銀行をメインバンクとして扱っており、そこから圧力がかかっていたようでした。

小さい会社から大きい会社に変えるなら問題ないかもしれませんが、大きい会社から帰るとなると、充分あり得る話かなと思います。

(個人的な見解が入っています)

③土地を抑えてもらえない

不動産会社としても、本当に買うことができる人しか相手にしたくありません。

そのため、事前審査ぐらいは通った方でないと買い付け申し込みができないことがあります。

ローン特約というものをつけて、土地を抑えることはできますが、それにも限度があるので、住宅会社を絞り、めぼしい土地を見つけたら事前審査に行った方が良いでしょう。

まとめ

実は、今までの解説で大前提になっていたことが1つあります。

それは、土地探しの段階から住宅会社をある程度絞っているということです。

そうすれば、月々にいくらまでなら自分が払えるかを伝えれば、住宅ローンの支払額を調べてもらえます。

また、いざ、いい土地が見つかった時に間取りプランもスムーズに検討でき、早めに土地を抑えることができます。

くれぐれも、”土地だけ先に”というのは、やめておきましょう。

2022.03.15

施工事例 津幡町 太田

 

以前、建てさせて頂いた津幡町太田 M様邸を施工事例としてまとめました。

よろしければ、ご参考ください。

間取

1階

2階

M様邸の間取りの最大のポイントは、リビングに設けたダウンフロアです。

ダイニングとリビングの間に30cmの段差を設けています。

ですので、リビング部分の天井高さが2.7mと高くなりかなりの開放感を得られます。

また、窓の高さは2.2mものを使用しました。

窓の前に、カーテンBOX&下がり天井&間接照明を設けました。

下がり天井の高さと外部のテラスの天井高さを統一し、内と外の一体感を出しました。

かなり広めのリビングですが、それ以上の開放感があります。

ちなみに上の写真のエアコンの横についているのも、何だかわかりますか?

ロスナイと言って換気扇の一種なのですが、中から出る空気と外から出る空気の熱交換を行う換気扇です。

要は、入ってくる空気は室内に近い温度だよ。

という商品です。

また、テレビボードの後ろにはエコカラットが張ってあります。

基本的に優しい色配置の家なので、エコカラットも明るめの優しい色のものを選びました。

キッチン

キッチンシンク前に、洗剤置き場を設置しました。

水がたまらないようにキッチンパネルで囲ってあります。

キッチンはタカラスタンダードさんの商品を使いました。

洗面・サンルーム

洗面とサンルームは一つの部屋で設計。

こうするとサンルームの物干しを有効活用しやすくなります。

また、家に畑がある方なので野菜や作業着が洗えるように多目的流しを設けました。

洗面化粧台と多目的流しの間に、洗濯物をたためるようにカウンターが設けてあります。

手洗

玄関からLDKまでの間に手洗を設けました。

自動水栓ですので、清潔に使うことができます。

シューズクローク

シューズクロークは、かなり大きめに設けました。

棚板も多く、収納力は抜群です。

小屋裏収納

屋根の高さを利用した小屋裏収納です。

広いので、収納力もすごいですが、子供の遊び場にピッタリかもしれません。

かなり広めのお家ですが、是非参考にしてみてください。

2022.03.14

施工事例 津幡町 中須加

 以前、津幡町の方で建てさせて頂いたY様邸の施工例です。

よろしければ、ご参考ください。

外観

こちらが外観です。

最近では、キューブ型やシンプルタイプと言われたりします。

流行っている形は、屋根と外壁の間の茶色い部分(”破風”あるいは”鼻隠”)がないものが流行っています。

今回は、施主のお父様の強いこだわりで、破風を取り付けました。

ちなみに、木に見える部分もサイディングと呼ばれる材料です。

間取

1階

2階

全体的にニッチの多めの家です。

回遊動線とキッチン周りの使い勝手にこだわっています。

また、2階の窓もこだわりました。

通常窓の一番引くところで90cm~110cmが一般的なのですが、敢えて130cmにしました。

この高さにすることで、勉強机を置いたときに窓に机の上のもの(本とか)がかかることがなくなります。

内装の小ワザ

これはダイニングテーブルを置いたときに調味料入れとして使えるように、ニッチを作りました。

エコキュート(給湯器リモコン)、インターホン、スイッチを一つのニッチの中に入れてあります。

扉の下にゴミ箱スペースを設けました。

かわいいR型の垂れ壁です。

また、子供室の収納から扉を取り払いました。

これで子供が、将来模様替えをするときにやりやすくなります。

以外に折れ戸って邪魔ですからね。

階段ホールに飾りニッチを取り付けました。

ニッチの中にダウンライトがついているので、飾った時にものすごく見栄えします。

他の全体的な写真も何枚か載せておきます。

リビング

  

和室

サンルーム

玄関&シューズクローク

寝室

子供室

床:ミディアムバーチ色

建具:居室、水廻りはウォールナット色

   収納関係と間仕切り扉(和室とLDKの間)はホワイトバーチ色

よろしければ、参考にしてみて下さい。

2022.03.11

タカラスタンダードのキッチン

 

本日、タカラスタンダードのショールームへ見学に行ってきました。

タカラスタンダードの印象は、

・ホーローパネル

・マグネット小物がつかれる

・性能に優れている

というイメージでした。

しかし、今日のショールームでみせてもらった

トレーシアシリーズのマット素材の扉

は、なかなかデザイン性に優れています。

ちなみに、お客様に、お勧めのキッチンとユニットバスと聞かれた時には、

・金額重視ならば ハウステック

・性能重視ならば タカラスタンダード

・デザイン重視ならば LIXIL

・ブランド重視ならば TOTO

と答えています。

まだ、ホームページ上に掲載されていないようですが、マット調で落ち着いた内装を希望される方には、とてもよさそうです。

個人的な感覚で言えば、”LIXILのセラミック天板にしようと思ったけれど、予算があいませんでした。”という方には、お勧めかもしれません。

キッチンの取り付ける場所にも大工さん、電気屋さんに工夫してもらい間接照明を取り付けると雑誌などでよく紹介されている感じに出来上がるかと思います。

(その工事の追加金額を入れると、LIXILさんの金額に近づくかも)

マグネット小物がつかるのはタカラスタンダードだけ…ではなくなった!

最近、よく見かけるマグネット小物ですが2年ぐらい前までは、これが使えるのはタカラスタンダードだけでした。

ですが、最近は各メーカーがマグネットがくっつくパネルを出してきています。

このことを、タカラスタンダードの担当者さんに聞いてみたところ

”タカラスタンダードの商品が一番傷つきにくい。マグネットは意外にパネルに傷をつけますからね。”

との事でした。

確かに昨年、某メーカーのマグネットパネルをカットしたところ、機械とパネルの間にゴミが入ったのか、傷がついてしまったのを思い出しました。

(職人さんが切ればそんなことはありませんのでご安心を。)

タカラスタンダードが長い間培ってきた技術を考えれば、傷のつきにくさ、長期間の経年劣化(特にサビ)という面では、タカラスタンダードのマグネットパネルを使った方が間違いないかも知れません。

2022.03.03

HEAT20 G2クラスってどうゆう事?

HEAT20 G2 仕様はどのぐらいの性能なのか?

当社で良く宣伝している”HEAT G2”仕様とは、一体どのような性能なのか解説します。

皆さんご存じかも知れませんが、”HEAT20 G2”仕様とは、断熱性能の事です。

では、何故そのような表現をするのでしょうか?という事を解説していきます。

そもそもHEAT20とは?

まず、HEAT20 G2仕様とは、”HEAT20” という団体が、 ”このぐらいの性能があれば、G2クラスですよ”と言っている性能です。

その”HEAT20”という団体の正式名称は

一般社団法人 20年先を見据えた日本の高断熱住宅研究会

Society of Hyper-Enhanced insulation and Advanced Technology houses forthe next 20years

の略称で HEAT20 となります。

一般社団法人なので、基本的に行政機関とは異なります。

ちなみに、一般社団法人となったのは2020年7月ですが、それ以前から存在していました。

公式 http://www.heat20.jp

HEAT20には3段階ある

HEAT20では、断熱性能をG1・G2・G3と3段階に分かれています。

詳しくそれぞれについて書こうと思うと、かなり専門的な話になってしまうため省きますが、(私も、正直理解しきれません。)ザックリかつ個人的見解でいうと

G1…高い断熱性能を有している。(このクラスから高断熱住宅と謳っても問題ないかなと思います。)

G2…かなり高い断熱性のを有している。(当社もこのクラスです。)

G3…もはや冷暖房無しで、年間過ごせるんじゃないか?と思えるくらいのレベル(現物を見たことがないので何とも言えませんが)

という感じです。

参考表

なぜ、HEAT20の指標を用いるのか?

HEAT20の断熱性能を計算するときにも用いる値として

外皮平均熱貫流率 UA値

があります。

これは、室内の熱が室外にこれだげ逃げていきますよ。という値で、小さいほど断熱性能が高くなります。

また、体感等は全く無視して、断熱材やガラスの種類等によって計算されるものです。

つまり、北海道でUA値0.34と、九州でUA値0.46だと、どちらの方が快適に過ごせると思いますか。と聞かれても全くわからないという事になります。

そこで、HEAT20の指標を使うと

北海道→1・2地域(省エネ地域における地域区分) UA値0.34→G1クラス

九州 → 6地域(省エネ地域における地域区分)  UA値0.46→G2クラス

となり、九州でUA値0.46の方が断熱性能は低いが快適に暮らせるという事が解ります。

省エネ地域における地域区分とは、国によって1~8までの地域に気候によって分けられたものです。

まとめ

断熱性能というのは、求めればキリが無く、住んでみなければ快適化どうかもわかりません。

そのため、人によってはそこまでの性能は必要ない、と言います。

しかし、10年前まではサッシの内側がアルミが当たり前で、樹脂までは必要ないとも言われていました。

今では、当たり前の仕様と言っても過言でないものでも、そうなのです。

家は、何十年と建ち続けます。

出来ることなら、長い時間を見据えて断熱性能を上げておいた方が良いのではないでしょうか。

謝罪:今回はかなり個人的な意見を取り入れており、実際の制度の主旨にそぐわない可能性があります。

どうしても気になる方は、もう一度自分でお調べになることをお勧めします。

2022.03.02

こどもみらい住宅支援事業について(新築)

 

本日、こどもみらい住宅支援事業の事業者登録を行いました。

まだ、あまり聞きなれない名前だと思いますが、これから家を建てる方には吉報となりますのでご参考ください。

※2022年3月2日現在、発表されている情報ですので今後変更される可能性があります。また、私の知識不足により間違えている可能性がありますので、詳しくはこちらのサイトをご確認ください。

こどもみらい支援事業【公式】

①こどもみらい支援事業とは?

そもそも、こどもみらい支援事業とは何なのでしょうか?

簡単に言えば、”若い人が家を建てるなら、補助金だすよ”、”断熱リフォームなら、若くなくても補助金だすよ”

という制度です。

昔は、”住宅ポイント”に始まり、昨年は”グリーン住宅ポイント”の名目で行われていました。

周りで家を建てた方に聞けば、利用した人も多いかと思います。

ただ、今回は今までといくつか違う点があります。

勉強不足の工務店さん等だと”貰えると聞いていて契約したのに、貰えなかった!!”という事も充分にあり得る制度なので気を付けましょう。

②過去の制度との違い

では、何が今までと異なるかというと大きく2点異なる点があります。

・事業者が事前に登録を行わなければならない。

今までは、どの業者でもお客様がついてから申し込むという流れでしたが、今回は事前に業者登録が必要となっています。

そのため、事業者登録を行っていないのに、この制度の名前だけを知っている人だと、いざ補助金申請をしようとしたときに却下される可能性があります。

・ポイントではなく補助金

今回はポイントというものがありません。

また、補助金は登録業者に支払われます。

つまり、この補助金で家電を揃えよう、とか、家具を買おうというのはできません。

もっとも、家具家電付き住宅です!と、うたっている会社の場合はグレーかとは思いますが…

なにせ工事代金に補填される補助金だと思ってください。

・補助金申請は登録事業者が行う

今までは、基本的に施主自ら申請を行うけれど、業者さんが代行してもいいですよ。

というスタンスの申請でした。

しかし、今回は登録事業者自ら申請を行わなければなりません。

お客様、審査する側は、かなり楽になると思います。

③どんな家や工事に、いくら支払われるのか?

A:ZEH住宅:100万円        

B:高い省エネ性能等を有する住宅:80万円

C:一定の省エネ性能を有する住宅:60万円 

となります。わかりにくいですよね?

かなりザックリいうと

A:ZEH住宅→断熱性能が高くて、太陽光パネルも載せてる住宅

B:高い省エネ性能等を有する住宅→高断熱を売りにしてる会社は大体このクラスです。うちも、このクラスを標準にしています。

 基本的に、太陽光パネルが無ければ、断熱性能がいくら高くてもここです。

C:一定の省エネ性能を有する住宅→この性能を満たしてない家は、性能満たしていませんよっていう告知義務が現在あります。

 ですから、補助金は使えないけど省エネ性能はあるよ、だけ伝えてくる業者は要注意です。(事前に登録できなかっただけの可能性はありますが、その場合は説明時に伝えてくると思います。)

少々、おかしいところはありますが大体こんな感じでイメージしてもらえれば大丈夫だと思います。

④いつから開始?

ザックリいうと3月下旬からが一つの目処になります。

業者との契約は、2021年11月26日~になりますので焦らなくてもよいのですが、

着工は、事業者登録が完了してからなので、焦って着工るのはやめましょう。

また、交付申請の予約は

2022年9月30日まで

なのでこちらは要注意です!

まとめ

個人的に、今回のこどもみらい支援事業は、今までの反省点が生かされたシンプルな制度だと感じました。

実際、貰えると思ったら貰えなかったり、審査機関がパンクを起こしたり、というのが今までの住宅ポイント制度だったからです。

また、最近の原価上昇も考えればやはり補助金という形は正解かなと思います。

ただ、原価上昇が激しすぎてその補助額では追い付かず、補助金はグレードアップに使うというのは多分難しいと思います。

また、進展がありましたらアップしていきますので、よろしくお願い致します。

2022.03.01

外部ポストを取り付けました

 

今回は、外置のポストを取り付けました。

ところで、ポストと一口で言ってもいくつか種類があります。

壁に埋め込むタイプのポストだと工事が始まってから、割と早い時期に取り付けるので後からこんなポストをつけたいと言っても取り付けられなくなる可能性があります。

ポストといえど、こだわるのであれば早い段階で伝えましょう。

ポストの種類について

ポストの種類は大きく分けて3種類あります。

①外置型

②外付型

③埋め込み型

それぞれに長所、短所がありますので、説明していきますね。

①外置型

その名の通り、外のコンクリート等に固定するタイプです。

メリット:宅配BOXを一体として取り付けられる。足を埋め込んだタイプでなければ、比較的簡単に交換できる。デザイン性が良い。

デメリット:外まで郵便を取りに行かなければならない。場所をとる。比較的に値段が高い。足を埋め込むタイプだと交換が大変。

ちなみに、最初の写真は足を埋め込んだものです。

②外付型

ここでは、外壁に後から取り付けたものをさしています。

メリット:デザイン性が良い。簡単に交換できる(下地があることが条件)

デメリット:外まで郵便を取りに行かなければならない。狭い玄関ポーチの場合、圧迫感を生む。

本当にいろいろなデザインがありますので、デザインにこだわるならこれです。

③埋め込み型

外壁から内壁へ貫通しているタイプです。

メリット:外に出なくても郵便を受け取れる。

デメリット:デザイン性は悪い。ものによっては外壁を壊さないと交換できない(サッシメーカーのものに多いです。)受け口にカウンター等が必要。

今でも石川県の住宅の9割は、このタイプです。

まとめ

完全に個人的な見解ではありますが、デメリットに書いた

”外まで郵便を取りに行かねければならない。”

というのは、新聞を取らなくなった世代としてはデメリットではないのかも知れません。

それよりは、宅配BOXがある方がメリットが大きいという人も多いのではないでしょうか。

いずれにせよ、ポストは、打ち合わせの際にお客様から言われないとなかなか変更しづらいもののひとつです。

デザイン性の高いもの、宅配BOX付きのものを設置したい場合は早めに伝えることをお勧めします。

ちなみに、今回はポストの足を固定るするために”ハイジャスター”という特殊なセメントを使用しました。

かなりの早く固まるモルタルで、20分~30分で固まりました。

が、その20分~30分間、私はポストを支え続ける人間突っ張り棒状態。

なんか、後ろを通る人たちから冷たい視線を向けられたような気がします。

(多分、自意識過剰なだけだとは思いますが…)

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