いろどりブログ

2022.03.02

こどもみらい住宅支援事業について(新築)

 

本日、こどもみらい住宅支援事業の事業者登録を行いました。

まだ、あまり聞きなれない名前だと思いますが、これから家を建てる方には吉報となりますのでご参考ください。

※2022年3月2日現在、発表されている情報ですので今後変更される可能性があります。また、私の知識不足により間違えている可能性がありますので、詳しくはこちらのサイトをご確認ください。

こどもみらい支援事業【公式】

①こどもみらい支援事業とは?

そもそも、こどもみらい支援事業とは何なのでしょうか?

簡単に言えば、”若い人が家を建てるなら、補助金だすよ”、”断熱リフォームなら、若くなくても補助金だすよ”

という制度です。

昔は、”住宅ポイント”に始まり、昨年は”グリーン住宅ポイント”の名目で行われていました。

周りで家を建てた方に聞けば、利用した人も多いかと思います。

ただ、今回は今までといくつか違う点があります。

勉強不足の工務店さん等だと”貰えると聞いていて契約したのに、貰えなかった!!”という事も充分にあり得る制度なので気を付けましょう。

②過去の制度との違い

では、何が今までと異なるかというと大きく2点異なる点があります。

・事業者が事前に登録を行わなければならない。

今までは、どの業者でもお客様がついてから申し込むという流れでしたが、今回は事前に業者登録が必要となっています。

そのため、事業者登録を行っていないのに、この制度の名前だけを知っている人だと、いざ補助金申請をしようとしたときに却下される可能性があります。

・ポイントではなく補助金

今回はポイントというものがありません。

また、補助金は登録業者に支払われます。

つまり、この補助金で家電を揃えよう、とか、家具を買おうというのはできません。

もっとも、家具家電付き住宅です!と、うたっている会社の場合はグレーかとは思いますが…

なにせ工事代金に補填される補助金だと思ってください。

・補助金申請は登録事業者が行う

今までは、基本的に施主自ら申請を行うけれど、業者さんが代行してもいいですよ。

というスタンスの申請でした。

しかし、今回は登録事業者自ら申請を行わなければなりません。

お客様、審査する側は、かなり楽になると思います。

③どんな家や工事に、いくら支払われるのか?

A:ZEH住宅:100万円        

B:高い省エネ性能等を有する住宅:80万円

C:一定の省エネ性能を有する住宅:60万円 

となります。わかりにくいですよね?

かなりザックリいうと

A:ZEH住宅→断熱性能が高くて、太陽光パネルも載せてる住宅

B:高い省エネ性能等を有する住宅→高断熱を売りにしてる会社は大体このクラスです。うちも、このクラスを標準にしています。

 基本的に、太陽光パネルが無ければ、断熱性能がいくら高くてもここです。

C:一定の省エネ性能を有する住宅→この性能を満たしてない家は、性能満たしていませんよっていう告知義務が現在あります。

 ですから、補助金は使えないけど省エネ性能はあるよ、だけ伝えてくる業者は要注意です。(事前に登録できなかっただけの可能性はありますが、その場合は説明時に伝えてくると思います。)

少々、おかしいところはありますが大体こんな感じでイメージしてもらえれば大丈夫だと思います。

④いつから開始?

ザックリいうと3月下旬からが一つの目処になります。

業者との契約は、2021年11月26日~になりますので焦らなくてもよいのですが、

着工は、事業者登録が完了してからなので、焦って着工るのはやめましょう。

また、交付申請の予約は

2022年9月30日まで

なのでこちらは要注意です!

まとめ

個人的に、今回のこどもみらい支援事業は、今までの反省点が生かされたシンプルな制度だと感じました。

実際、貰えると思ったら貰えなかったり、審査機関がパンクを起こしたり、というのが今までの住宅ポイント制度だったからです。

また、最近の原価上昇も考えればやはり補助金という形は正解かなと思います。

ただ、原価上昇が激しすぎてその補助額では追い付かず、補助金はグレードアップに使うというのは多分難しいと思います。

また、進展がありましたらアップしていきますので、よろしくお願い致します。

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