2022年02月
2022.02.21
リフォーム開始 解体
本日より、リノベーション工事を開始しました。
そこそこ大掛かりなリノベーションで、
・水廻り一式の交換
・玄関クロークの増築
・家全体のクロスを貼りかえる
という工事内容です。
水廻りの交換というとリノベーション工事の代表的なものと言えますが、U.Bの交換は特に気を付けなければならないことがあります。
1つ目は、本当にそのユニットバスが設置できるのか?
2つ目は、土台や柱が腐って(シロアリに食われて)いないか?
という事です。
1つ目のユニットバスが設置できるか?とはどうゆう事かというと、
築30年以上の家だとお風呂場がタイルの家があります。
このタイルの下地か基礎コンクリートあるいはブロックでできているとき、タイルを剝がすのが凄く難しくなります。
そして、タイルが剥がせないとユニットバスを入れるための空間が狭くなり、設置できないとなるのです。
業者によっては、そこまで考えずに契約、着工後に、”ユニットバスを設置できるようにするためには、追加が○万円必要です。”という業者もいるそうなので気を付けましょう。
2つ目の土台や柱が腐って(シロアリに食われて)いないか?とはそのままです。
腐っているか、シロアリに食われていないか?は見れば誰でもわかりますが、解体してみるまでどうなっているかわかりません。
今回の工事でもやはり気になるところです。
ですが、問題は腐っていたとしても業者が見なかったことにして、そのまま工事を進めてしまう事があるという事です。
なぜ、こんなことが起こるかというと、
安い工事単価で元請業者が請け負っていた場合、下請業者はそこからさらに安い金額で工事を行わなければなりません。
そうなると、食っていくために数をこなす必要が出てきます。
元請に腐っていたと報告すると、追加工事云々で工事が一時ストップする可能性があります。
それでは、数がこなせません。
元請業者があまり現場を見に来ないので黙って工事を進めてしまう。
いういった流れで腐った部分をそのままにしてしまうわけです。
ここで怖いのは、元請業者も知らないという事です。
ですから、お客様に聞かれれば当然 ”大丈夫です。” と答えます。嘘をついていません。知らないだけです。
では、どうやったら防げるかと言えば、
①安いを売りにした業者に頼まないこと。(個人的には特に大手家電量販店のリフォームはお勧めしません。)
②近くの工務店や業者に依頼する(現場をまめに見に来てもらえる)
③腐っていた場合を想定した予算と工程を組む
といったところでしょうか。
今回の工事でも、腐っていた場合の予算取りと工程を組んでいます。
明後日には結果が分かるのでドキドキですね。
拙い文章にも関わらず最後まで読んでいただきありがとうございました。
2022.02.16
スマパノに挑戦
こんにちは。
いろどり住宅の宮林です。
今日、前々から気になっていた"smapano"というサービスのお試しを申し込んでみました。
通常、住宅会社で建物のイメージを出してもらうときはこんな感じですよね
これでも、十分にイメージは伝わるかもしれませんが、この後ろがどのようになっているかが分かりませんよね。
そこで、smapanoの出番というわけです。
上記の”smapanoパース”をクリックしてみてください。
パノラマパースを見れば、後ろにキッチンがあることも横にニッチがあることもよくわかります。
これを利用すれば、
”ここって、こんな風になっていたんだ”
と建てる前に確認することができます。
私も、できる限り口頭やパソコンを見せながらできるだけ説明しています。
しかし、どうしても施主様は、”あそこってどうなっていたっけ?”とか”こんな風になっているような気がする”といったことを思い出します。
そんな時に、自分のスマホで見ることができれば、安心できますし施工する側としても、”できてからこんなのだと思わなかった。”と言われずにすみます。
やっぱり、せっかく施工をするならお互い気持ちよくやっていきたいものです。
まだ、全然慣れていませんが、今度smapanoを多用して施主様に充分納得していただけるように努力していきたいます。
- 1 / 1